日本中のファイギュアスケートファンの皆様 おめでとうございます!
2時間ほど前に、平昌五輪のフィギュア男子が終わりました。フィギュア史上初の同時表彰台!そして羽生選手は66年ぶりの五輪連覇! と画期的な結果でした。
この大会では、全ての話題を羽生選手が一人でさらっていきましたね~。天性のスターなんでしょう。
この大会に臨む羽生選手にはいくつものネガティブ要素がありました。
連覇への期待という重圧
大会3か月前の大けが
能力の高い若手の急追
いずれのネガティブ要素もはねのけての金メダルです。プ~トロは羽生ファンではないのですが、今回の金メダルは心から祝福したいと思います。 もしかして、羽生選手にとっては、普通の競技者にはネガティブ要素になることも、ポジティブ要素にしかならないのかもしれません。相当精神力が強い、ポジティブ思考の人なのかもしれません。
羽生選手の連覇にばかり目が行ってしまいますが、この大会では羽生の次を担う若手の躍進を忘れてはいけません。プ~トロが注目したのはこの7人です。
北京で観たい若手7人
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宇野昌磨(日本)20歳 SP104.17 FS202.73 銀メダル
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ネイサン・チェン(アメリカ)18歳 SP82.27 FS215.08!
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ボーヤン・ジン(中国)20歳 SP103.32 FS194.45 惜しい!4位
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ヴィンセント・ジョウ(アメリカ)17歳 SP54.53 FS192.16
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ドミトリー・アリエフ(ロシア)18歳 SP98.98 FS168.53
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チャ・ジュンファン(韓国)16歳 SP83.43 FS165.16
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マッテオ・リッツォ(イタリア)19歳 SP75.63 FS156.78
宇野昌磨選手、ネイサン・チェン選手、ボーヤン・シン選手は、紹介するまでもなく今大会で既にメダル候補に挙げられています。ネイサン・チェン選手はSPでまさかのミスが続きましたがフリーでは意地で6本の4回転を跳んで見事フリー1位。ソチの浅田選手と違うのは、彼にはもう1回、(2回?)オリンピックの魔物と闘うチャンスがあるということ。北京ではどんなすごい演技を見せてくれるんでしょうか?
アリエフ選手はシニア転向1年目、この大会で4回転ルッツを成功させました。
ヴィンセント・ジョウ選手はシニア転向1年目で全米選手権3位。そして今大会のフリーでは5本の4回転に挑み着氷させています。演技後の渾身のガッツポーズが印象的でした。
チャ・ジュンファン選手はまだ16歳です。オーサーコーチに師事しています。今大会はまだ4回転1本だけでしたが、非常に落ち着いた美しい演技でした。今後の4年間でどこまで伸びてくるのかはかり知れません。日本のジュニアもかなわないかもしれません。
そしてマッテオ・リッツォ選手は19歳。今大会では4回転を1本も入れていませんが、とても質のいいジャンプをしているように感じました。今大会では団体戦も含めると4回の演技の間にもどんどん成長しています。イタリアといえば、30歳を超えても進化するコストナー選手がいます。リッツォ選手にも息の長い活躍と進化を期待します。
この他にも五輪には出場しなかった有望な若手が大勢います。
4年後、羽生選手は3連覇を狙うのか?そしてこの記事の7人のうち何人がメダル候補になっているのか、楽しみです。(って、気が早すぎますね 笑)