ジュニア男子 須本光希選手 見事表彰台!
テレ朝地上波ではジュニアは日本選手しか放送してくれません。フィギュアのサイトで確認すると ジュニア男子6人のうち4人が何かの4回転に挑んでいます。そういう時代なんですね。須本選手は冒頭の3Aを転倒しましたが、残りをきっちりときめて 137.35、総合214.45 で見事、銅メダルです。2位とは2.65の差しかなかっただけに3Aが決まっていたら銀メダル!? おめでとうございます。ジュニア男子のクラスノジョン選手は一人抜けている感じですね。総合では236.35でした。
地上波では日本選手の演技しか放送しないようですが、明日10日 16時~ BS朝日で2時間放送があります。それを見逃した方は、CS放送のテレ朝チャンネル2で12月25日 10時~(ショート) 26日 9時~(フリー) 全カテゴリーの全選手の演技を放送するみたいです。放送時間が長いので録画してみるのも大変ですね。CS放送はCATV局かスカパーに申し込めば見れると思います。
シニア女子SPは大激戦!宮原は確実に上昇中!
もう大混戦です。1位のオズモンド選手から6位のコストナー選手まで4.22の差しかありません。全選手がほとんどノーミス! わずかな着氷の乱れなどが微妙な点差になって現れたようです。
各選手のグランプリシリーズ2試合とファイナルのSPの点数を並べてみます。(〇数字はグランプリシリーズの〇戦目という意味です。Fは今大会 赤字は70点超え)
1位 オズモンド ②76.06 ⑤69.05 ⇒ F 77.04
2位 ザギトワ ③69.44 ⑤62.46 ⇒ F 76.27
3位 宮原知子 ④65.05 ⑥70.72 ⇒ F 74.61
4位 ソツコワ ②66.10 ⑤67.79 ⇒ F 74.00
5位 樋口新葉 ①69.90 ③70.53 ⇒ F 73.26
6位 コストナー ①74.62 ④74.57 ⇒ F 72.82
宮原選手は徐々に調子を上げてきているように見えます。また樋口選手も一歩ずつ階段を上がってきている感じ。ザギトワ選手はシリーズ2試合ではいずれも最初の連続ジャンプでミスがあったのですが、ファイナルではきっちり決めてきました。ザギトワ選手は2番目のジャンプで少し着氷が乱れましたが、少しずつメドベージェワ選手の80点超えの世界に近づいています。安定しているのはオズモンド選手とコストナー選手。ソツコワ選手も今シーズンの最高(?)点と、全員が五輪にむけて順調に調子を上げてきているようです。
宮原選手は性格も改造中!?
宮原選手のジャンプは完全に怪我前に戻りました。キスクラを見ていると、濱田コーチが宮原選手に観客に手を振らせたり、場を盛り上げたり、大人しい性格の宮原選手になんとか観客にアピールさせようと努力し、宮原選手もはにかみながら手を振ったりハートマークを作ったりして観客にアピールする努力をしているようでした。外国の選手や一部の日本選手もアピールが上手ですからね~。少しでもいい点数を出すには、こういうところも大切なのかもしれません。
樋口選手は自己ベストにはわずかに及ばないまでも高得点です。ファイナルの日本人最高順位が、五輪派遣の選考ポイントの重要な一つとなるだけに、宮原選手と樋口選手の上位争いも見逃せません。
いずれにしても、6位まで4.22差。誰が優勝してもおかしくありません。今晩のフリーが楽しみです。