メドベージェワ選手が足の右足中足骨のひびのためにグランプリファイナルを欠場することが正式に発表されました。グランプリシリーズ・ロシア大会の前から右足の痛みがあったそうですが、この痛みもひびが原因なのではないでしょうか?オリンピックを控えた大事なシーズンなのに、足の痛みを堪えて試合に出場しなければいけない理由はなんなのでしょうか?
また、羽生選手もNHK杯前の練習で4回転ルッツを跳んで転倒、右足首の捻挫でNHK杯を欠場、結果的にファイナルにも進出できず、年末の全日本に出場するかどうかが注目されています。
また、ボーヤン・ジン選手もファイナルを欠場と世界のトップクラスの選手の怪我が目立ちますね。メドベージェワや羽生選手のような超トップクラスの選手にとって、今シーズンの最重要な試合はオリンピックであり、それ以外の試合に無理に出る必要は無いと思うのですが、なぜ彼らは無理をしてまで出場しようとするのでしょうか?メドベージェワ選手も、羽生選手も、(おそらく)ボーヤンジン選手も、欠場を発表する直前まで出場する意思を表明していました。万全な体調でなくても出場したいと思う理由はいくつか想像できます。(あくまでも想像です)
- 待っているファンに元気な姿を見せたいから。
- 自分の身に起こったアクシデントを大したことではないと思いたいから。
- ライバルたちに自分の怪我の深刻さを教えたくないから。
- 自分の演技を観るためにチケットを買ったファンが多数いるから。
- 大会の主催者が困るから。
邪推・妄想の類も含んで、いろいろ理由が考えられます。いくつかの理由が複合しているのかもしれません。ファンとしては、選手たちには、五輪で最高のパフォーマンスをするためだけを考えて欲しいと思います。
メドベージェワ選手の欠場によって、宮原知子選手がファイナルに出場することになりました。今シーズンが怪我明けの宮原選手にとって、このグランプリファイナル出場は喜ばしいことなんでしょうか? 五輪出場枠を得るためには、グランプリファイナルの日本人上位の成績はアドバンテージになりますが、全日本に向けての調整という意味ではマイナス要因ではないでしょうか?宮原選手は、昨シーズンの世界選手権を欠場し、結果、日本の五輪出場枠が3から2になった責任みたいなものを感じてファイナルに出場するとしたら、ファイナルが日本開催なので日本人選手として出場しなくてはいけないと考えているとしたら、そんなことはまったく気にする必要はない。と言ってあげたいです。競技で頑張るのは選手です。選手たちが最高のパフォーマンスができればそれでいいのです。それ以外の要素は考える必要はないのです。少なくとも、どういう状態で競技に参加するかに関しては、最大に自己中心的な判断を優先すればいいと思います。
世界のトップスケーターたちが、五輪に向けて、最高のパフォーマンスをするために最高の調整ができることを願っています。
※何の根拠もない邪推・妄想の類が多い文章で、申し訳ありません。